皮脂腺上皮腫
昨日、抜糸もでき、検査結果を頂いてきました。
<病理組織学的診断書>
切除された皮膚腺瘤では、嚢胞状の病変が形成されています。嚢胞壁は基底細胞に類似した小型上皮性細胞の充実性から小葉状増殖から成り立っており、その中に細胞質内に脂肪滴を含む皮脂腺細胞が散見されます。腫瘍細胞は比較的均一な大きさを示し、
分裂像も少数です。
切除された腫瘤は、皮脂腺由来の良性の腫瘍です。
腫瘍はやや分化が低く、皮脂腺に分化する前の皮脂腺芽細胞が主体を占めています。
マージン部には腫瘍細胞は認められませんが、最小限のマージンでの摘出となっています。
再発率の高い腫瘍であることから、念のため再発に関してモニターをお勧めします。
とにかく、悪いものでなくて良かった。
肉球との間にできていたので どんどん大きくなって指の間が開いてしまったら
歩きにくかっただろうし 小さいうちに切り取ってしまってエリーの負担も最小限だったように思います。そして何よりも 私の中でのモヤモヤと悩んでいた気持ちがすっきりとしました。
しかし、結局の所、肉球との兼ね合いもあり 深くは取りきっていないとのことなので
またできるかも?
先生は 同じ場所に再発してもまた良性であるとは限らないというじゃありませんか。
一応、私の心の中では、もう手術はさせたくないなぁ~という気持ち。
昨日は珍しく待合室に大型犬が・・・(*^_^*)
13歳のラブの男の子♪ 見ていると行動ものんびりではあるものの目はキレイな黒目で
顔も白くなっていなくて まだまだ若いなぁっていう感じでした。
エリーもあと2年はがんばってもらわなくちゃね。
帰りは いつもの主治医の先生にこの結果を持っていき報告してきました。
先生も 良かったね♪っと言って ナデナデしてもらってエリーも最上級のブンブン攻撃(-。-;)
やっぱり 大きな病気や手術の時は、みてもらえないと思うけど
今後もこちらに通う予定。
今回 オペしてもらった病院は設備もいいし、先生や助手さんもいい人たちですが
なにせ待ち時間が長いのと 床がとにかくすべる、毎回先生が違うというのがマイナスでした。
担当の先生が決まらないっていうのは 人間の病院でも嫌なものですよね?私だけ?
by matoelly | 2008-10-22 10:10 | dog カルテ